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お風呂の蛇口から水漏れしたときの原因と修理方法・予防策を水道修理業者が解説

お風呂に入ろうとして、蛇口からポタポタと水漏れしているのを発見してお困りではないですか?
お風呂の蛇口からの水漏れは、軽度の場合そのままにしてしまう方も多いですが、被害を最小限にするには、なるべく早めの対処が必要です。しかし、お風呂の蛇口は、種類によって仕組みが異なるので、修理の際はそれらを事前に把握しておくことが重要になります。

この記事では、お風呂の蛇口から水漏れしたときの原因と、原因ごとの修理方法、水漏れさせないための予防策について、詳しく解説します。
お風呂の蛇口からの水漏れでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

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お風呂で使われる蛇口の種類

お風呂の蛇口からの水漏れに対処するためには、まず蛇口の種類を理解しておく必要があります。なぜなら、蛇口の種類によって、水漏れの原因箇所や、修理の詳細が変わってくるからです。
覚えておきたいのは、「ツーハンドル混合水栓」「サーモスタット混合水栓」という仕組みによる分類と、「壁付き」「台付き」という接続形式での違いになります。それぞれ詳しく確認していきましょう。

ツーハンドル混合水栓

「ツーハンドル混合水栓」は、名前の通りハンドルが2つ付いていて、水とお湯を手動で調節する蛇口です。
かつてはお風呂用の蛇口として主流でしたが、現在ではサーモスタット混合水栓が増えてきたため、少し古い住宅に多く採用されています。
なお、お風呂用のツーハンドル混合水栓は、蛇口とシャワーで吐水を切り替えるための「切り替えレバー」が中央に付いていて、この部分が水漏れの原因になることもあります。

サーモスタット混合水栓

「サーモスタット混合水栓」は、左側に温度調節用のハンドル、右側に蛇口とシャワーの切り替えハンドルが付いている蛇口です。
お湯の温度を手動で調節しなくて済むため、近年の住宅では多く採用されています。

壁付か台付か

お風呂の蛇口は、浴室の壁に付いている「壁付」と、浴槽やカウンター台に取り付けられている「台付」に分けられます。
同様の蛇口であっても、壁付か台付かでパーツの種類が違うことがあるので、ホームセンターなどでパーツを購入する際には注意しましょう。

お風呂の蛇口から水漏れする原因とは?

お風呂の蛇口から水漏れする原因は、大きく7種類に分けられます。
蛇口の種類によって原因箇所が変わるので、ご自宅のお風呂の蛇口がツーハンドルかサーモスタットか、壁付か台付かを確認したうえで、原因を特定しましょう。

吐水口の先端から水漏れする原因

お風呂の蛇口の吐水口(スパウト)の先端から水漏れする際、ツーハンドル混合水栓の場合は、ケレップ(コマパッキン)の劣化や故障が原因と考えられます。ケレップはコマのようになった部品で、ハンドル内部に入っています。
また、サーモスタット混合水栓の場合は、右側のハンドル内部にある、切り替え弁の劣化や故障が原因になっている可能性が高いです。

吐水口の根元から水漏れする原因

お風呂の蛇口吐水口の根元から水漏れする場合は、蛇口本体と吐水口を繋ぐナット部分にあるパッキンの劣化や損傷が原因と考えられます。
この部分の修理は、ツーハンドル混合水栓とサーモスタット混合水栓どちらの場合も、パッキンの交換で改善されることが多いです。

ハンドルの下から水漏れする原因

ツーハンドル混合水栓において、左右のハンドルの下から水漏れしている場合は、ハンドル内部のパッキンが劣化・損傷していることが原因と考えられます。
水とお湯のハンドルいずれかが水漏れしている場合、もう一方のパッキンも劣化が進んでいる可能性があるので、まとめての交換も視野に入れるとよいでしょう。

クランクから水漏れする原因

クランクとは、壁付水栓の本体と壁面にある給水管とを繋いでいる部分です。
ここから水漏れしている場合は、クランク内部のパッキンに劣化や損傷が生じている可能性があるので、交換が必要となります。

水栓と壁の間から水漏れする原因

壁付水栓において、壁との間から水漏れしている場合は、給水管とクランクを繋ぐ部分に巻かれたシールテープに、劣化や損傷が生じている可能性があります。
シールテープとは、壁面の穴と金具との間を止水するためのテープで、経年によって劣化すると、そこから水漏れが発生します。
なお、シールテープの交換は特に自力での修理が難しいので、慣れていない方は、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。

切り替えレバーから水漏れする原因

ツーハンドル水栓で、蛇口かシャワーかを切り替えるレバー付近から水漏れする場合は、レバー内部の切り替え弁ユニットが劣化・故障している可能性があります。
切り替え弁ユニットには種類があるので、ホームセンターなどで購入する際は、買い間違いがないように注意しましょう。

シャワーホースとの接続部分から水漏れする原因

お風呂の蛇口とシャワーホースの接続部分から水漏れしている場合は、繋ぎ目のナット内にあるパッキンが劣化、損傷している可能性があり、交換が必要です。
なお、シャワーホース本体からの水漏れの場合は、部分的な修理は難しいので、新しいシャワーホースに交換するとよいでしょう。

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お風呂の蛇口の水漏れを修理する方法

お風呂の蛇口の水漏れを修理する方法
ここでは、先ほど挙げた原因箇所ごとに、自力でお風呂の蛇口の水漏れ修理を行う方法について、詳しく確認していきます。
なお、以下に挙げる修理を行う際は、必ず止水栓を閉めてから作業を始めましょう。
止水栓を閉めずに作業すると、修理中に水が溢れてしまい、状況が悪化する可能性があります。止水栓は蛇口本体の上部や脚部分にあり、マイナスドライバーなどで時計回りにまわすと閉まります。
また、クランクや壁との間など、止水栓より奥の部分を作業する際は、水道の元栓も閉めておきましょう。
水道の元栓は、集合住宅の場合はパイプスペース内や水道メーターの隣、戸建ての場合は水道メーターと一緒に地面に埋められていることが多いです。不安な場合は、修理の種類を問わず、元栓を閉めてから作業を始めると安心でしょう。

吐水口の先端からの水漏れ修理方法

吐水口の先端からの水漏れ修理は、ツーハンドル水栓とサーモスタット水栓のそれぞれで、手順が異なります。

【ツーハンドル水栓の場合】
ケレップ(コマパッキン)の交換が必要です。具体的な手順は以下の通りとなります。
止水栓・元栓を閉める
ハンドルのキャップを取り外す
モンキーレンチでカバーナットを取り外す
スピンドルを反時計回りにまわして取り外す
ピンセットなどでケレップを取り出し、新しいものに交換する
取り外した手順と反対の手順で元に戻す
止水栓・元栓を開け、水漏れがないかチェックする

【サーモスタット水栓の場合】
ハンドル内部の切り替え弁の交換が必要です。具体的な手順は以下の通りとなります。
止水栓・元栓を閉める
ドライバーを使ってハンドルを取り外す
プラスチック製のパーツ(ブッシュ)を取り外す
ナットを取り外す
スペーサー、バルブ(弁)を引き抜く
新しい切り替え弁(スペーサーとバルブがセットになった状態)を入れる
取り外した手順と反対の手順で元に戻す
止水栓・元栓を開け、水漏れがないかチェックする

吐水口の根元からの水漏れ修理方法

吐水口の根元からの水漏れ修理では、ツーハンドル混合水栓とサーモスタット混合水栓いずれの場合も、パッキンの交換を行います。具体的な手順は以下の通りです。
止水栓・元栓を閉める
モンキーレンチで吐水口の根元のナットを取り外す
古いパッキンを取り出し、新しいものに交換する
取り外した手順と反対の手順で元に戻す
止水栓・元栓を開け、水漏れがないかチェックする

クランクからの水漏れ修理方法

クランクからの水漏れを修理するには、クランク内部のパッキンを交換する必要があります。具体的な手順は以下の通りです。
元栓を閉める
モンキーレンチで、水栓とクランクを繋ぐナットを取り外す
古いパッキンを取り出し、新しいものに交換する
取り外した手順と反対の手順で元に戻す
止水栓・元栓を開け、水漏れがないかチェックする

ハンドルの下からの水漏れ修理方法

ツーハンドル混合水栓のハンドルの下から水漏れしている場合は、ハンドル内部のパッキン交換が必要です。具体的な手順は、以下の通りとなります。
止水栓・元栓を閉める
ハンドルのキャップを取り外す
モンキーレンチでカバーナットを取り外す
カバーナット下にあるパッキンを新しいものに交換する
取り外した手順と反対の手順で元に戻す
止水栓・元栓を開け、水漏れがないかチェックする

水栓と壁の間からの水漏れ修理方法

水栓と壁の間からの水漏れを修理するには、シールテープを巻き直す作業が必要となります。具体的な手順は以下の通りです。
元栓を閉める
モンキーレンチで、水栓とクランクを繋ぐナットを取り外す
クランクを反時計回りにまわして、壁から取り外す
壁の給水管とクランクを掃除し、汚れや古いシールテープを除去する
クランクのネジ山にシールテープを巻く
クランクを壁に取り付ける
クランクに水栓を取り付ける
元栓を開け、水漏れがないかチェックする
なお、シールテープは巻き方を誤ったり、クランク取り付け時に不備があったりすると、水漏れを更に悪化させる原因になります。そのため、基本的には水道修理の専門業者に任せることをおすすめします。

切り替えレバーからの水漏れ修理方法

切り替えレバーの水漏れを修理するには、レバー内にある切り替え弁ユニットを交換する必要があります。具体的な手順は以下の通りです。
止水栓・元栓を閉める
プラスドライバーを使って切り替えレバーを取り外す
モンキーレンチでナットを取り外す
切替弁ユニットを新しいものに交換する
取り外した手順と反対の手順で元に戻す
止水栓・元栓を開け、水漏れがないかチェックする

シャワーホースとの接続部からの水漏れ修理方法

お風呂の蛇口とシャワーホースの接続部からの水漏れは、ナット内のパッキン交換が必要です。具体的な手順は以下の通りとなります。
止水栓・元栓を閉める
モンキーレンチでシャワーホースとの接続部のナットを取り外す
古いパッキンを取り出し、新しいものに交換する
取り外した手順と反対の手順で元に戻す
止水栓・元栓を開け、水漏れがないかチェックする

お風呂の蛇口の水漏れ予防策

最後に、お風呂の蛇口の水漏れを予防する方法を3つご紹介します。
水漏れを予防したい場合はもちろん、悪化する前に早期発見したい場合も、ぜひ参考にしてください。

予防策①:ハンドルを強く締めすぎない

お風呂の蛇口がツーハンドル混合水栓の場合は、ハンドルを強く締めすぎないことが、水漏れの予防策になります。
ハンドル内部には水漏れを防ぐパッキンが内蔵されていますが、強い負荷をかけると、パッキンの劣化が早まってしまいます。
もちろん、パッキンは経年によっても劣化しますが、強く締めすぎないように意識すれば、より寿命が延び、水漏れしにくくすることができます。

予防策②:小まめに掃除やメンテナンスを行う

お風呂の蛇口の水漏れを予防するには、掃除やメンテナンスを小まめに実施することも効果的です。
お風呂の蛇口は、基本的に水に強い素材でできていますが、汚れが長期間蓄積したままだと、そこから錆びなどが発生し、水漏れに繋がる可能性があります。
水気を拭き取るなどの簡単な掃除でよいので、日常的に小まめに行うようにしましょう。

予防策③:定期的に点検を行う

お風呂の蛇口の水漏れを予防するには、定期的な点検も重要です。
お風呂に入る前や上がった後など、使っていないのに水が垂れていないか、金具の間から水が漏れていないかなどを、意識的にチェックするようにしましょう。
軽い水漏れの段階で早期発見できれば、簡単な修理だけで済み、作業の負担が軽減されます。

まとめ

今回は、お風呂の蛇口からの水漏れ原因と、修理方法・予防策について、詳しく確認してきました。
お風呂の蛇口からの水漏れは、水栓の種類によって原因が異なることが多いです。そのため、まずはご自宅の蛇口がツーハンドル混合水栓なのか、サーモスタット混合水栓なのかを確認しておきましょう。
また、軽度の水漏れであれば、ご紹介した手順で自力での修理も可能ですが、慣れない方が行うと、水漏れを更に悪化させる危険があります。そのため、無理に自力で修理せず、なるべくプロの修理業者に依頼することをおすすめします。

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